今日は、フィンランド教育、子育てで大切なポイントをすべてお伝えします。
目次
■自ら勉強好きな子どもになるフィンランド式子育て3つの軸
子どもの自立、自主性を育てるフィンランド教育において、子どもとのコミュニケーションをとるきに大切なポイントが3つあります。
それは、
- 1 子どもと対話すること
2 目標を子どもに決めさせること
3 できたことを一緒に喜び、勇気づけること
■1:子どもと対話する
まず
1つ目の子どもと対話するについてお話します。
会話、ではなく、対話するということです。
会話はお互いの言いたいことを伝えあうこと。
意識せずに、誰もが普通にしていることです。
対話は、相手の話を受け入れることに意識を向けます。
子どもに言いたいことを伝える、というより、
子どもの話を聴く、ことにポイントをおきます。
キャッチボールにたとえると投げる、ことよりキャッチするほうに注意を向けるということです。
もちろん、ただ、聞くのではなく、「へ~、面白そうだね~」
「それでどうなったの?」
「そのとき〇〇くんはどんな感じがした?」
と、質問をしながら聴いていくとどんどん、子どもは話をしてくれるでしょう。
聞く、と聴く、の違いは耳へんに14の心があるのが聴く、の字です。
つまり、心をこめて聴くということです。
ママとの対話によって、子どもの言語力はぐんぐん成長していきます。
■2:目標は子どもが決める
2つ目のポイントは目標を子どもに決めさせること。
子どもの脳は、どんどん発達していきます。
特に小学校低学年のころは、自発的にやる、自主性を育てる時期です。
7歳を過ぎたころから、自分でやりたい、自我の本能が育ちます。
自分で決めたことを達成できた喜びを感じることによって自立できる大人へと成長していくのです。
ママが先回りして
「ああしなさい、」
「こうしなさい」
「これはダメ」
「これもダメ」
というのはもう終わらせる時期。
子ども自身に目標設定させましょう。
そのときに効果的なのは問い、の力です。
フィンランドでは学校の先生や子育て中のママ、パパたちも
よく 問い=質問します。
「宿題をするにはどうしらいいと思う?」
「何時ごろ宿題したらいいと思う?」
学校から帰ってからのスケジュールを一緒に立ててみることをおススメします。
ママもご自身のスケジュールを一緒につくってみると楽しく対話しながらやることリストができますよ。
もちろん、パパにもどんどん協力してもらいましょう。
■3:勇気づける
できたことを一緒に喜び、勇気づけること です。
自分で決めた目標が達成できたことをママが喜んでくれたら。
子どもはそれはもう、有頂天です。
そのときに、かける言葉は
「すごいね~」ではなく、
「ママも嬉しい!感動しちゃったあ。」
というご自身が主語になる言葉がけをします。
褒める言葉をかけると褒められないとやらない子どもになります。
それよりも、ママも一緒に喜んでくれた、自分自身も達成感を感じている、その喜びを共有することが次のヤル気につながります。
もっとできるかもしれない、というプラスのスパイラルにつながるのです。
3つのポイントを思い出しながら言葉がけをしていくと、子どもの変化が表れます。
その具体的な内容はこれからこのメルマガでお伝えしていきます。
あせらず、少しずつ、トライしてみてください。
これからもっともっと子育てが楽になって、
ママの日々のストレスが減っていきますように。
子育てを楽しめますように心から応援しています!