フィンランドにはいわゆる日本のようなママ友、という付き合いはありません。
日本はこのママ友が悩みの種、になることもあります。子どもに影響を与えないために
どうすればいいのでしょうか。
■ママ友は大事な情報源
フィンランドでももちろん、子ども同士の関係から
知り合って友達になることはありますが、あくまでも子どものママとしてのつきあい、
ではなくわたし自身が中心です。
日本ではこのママ友との関係がやっかい。
女性特有の噂、妬み、かげ口、の場になることもあるからです。
それでも
いい関係性のママ友は、子育ての悩みや学校の情報を共有するのに大切ですよね。
趣味を一緒に楽しんだり、お互いに助け合ったりすることもできる。
でも、なんとなく合わないなあと感じたり、強く主張されたときにそれはちょっと
おかしいよね、
と違和感を感じることもあるのではないでしょうか。
■合わないママ友と同調しない3つの方法
- ①自分の考えをもつ
- ②イメージで相手との距離をつくる
- ③戦わずに自分らしくいる。
そういうときは自分の中で線を引く。
ムシするわけにはいかないのでニッコリ笑顔で、その場をやり過ごす。
でもザーッと
自分が噴水の中にいるようイメージで相手との距離をとります。
心理学で人は集団思考に陥ると判断を誤ってしまうということがわかっています。
一人ひとりでは正しい判断ができるのに
集団になると同調してしまい、
何かがおかしい、と気づきながら結果的に間違った方向に進んでしまうのです。
これはかなり危険なこと。
■子どもにしてはならない3つのNG行動
- ①ママ友の悪口を言わない
- ②先生の悪口を言わない
- ③パパ、ママの悪口を言わない
つまり、子どもにとって影響があるあるいは大事な存在について
悪く言わない、ということ。
子どもはわかっていない、と大人のエゴで悪口を言っていませんか?
それはそのまま、子どもの心に
まるでスポンジのように吸収されていきます。
そうそう、子どもがいないところで、愚痴をこぼしてください(笑)
女性は集団で行動する生き物です。
でも、マイナスの方向に流されるのは自分にも子どもにも危険なこと。
自分らしく、
自分の人生を生きること
それがフィンランド人が幸福であることの原点です。