■自主性が育つと自己肯定力もぐんぐん伸びる
あるお子さんのお話です。
誰とも仲良くできる
コミュニケーション上手な明るい小学4年生の女の子。
毎日ランドセルを放り出して、お友達と公園で遊びます。
小学生のうちは、元気に外で遊ぶのが一番、とママも考えています。
でもやはり、宿題のことは気になるわけです。
「今日は宿題あるの?」
と、
やんわりと、宿題プレッシャーを与えていました。
でも、自主性が何より大事だとわかり、ママは自分の気持ちをそのまま伝えました。
「ママはもう宿題のことを言いたくないから
いわないことにするね。
●●も、宿題のこと、いろいろ言われたくないもんね」
もちろん、
そのお子さんは「うん」と返事をしました。
そして、翌日から言われなくても自分からやるようになったのです。
■認めて、喜びを伝える
欠かせないのはその成長の変化を認めて、勇気づけること。
ほめるのではなく、ポジティブな気持ちを伝えることなんです。
「●●ががんばっているから ママもすっごく嬉しい。
ありがとう!」
え~、そんなことで?
と思われるかもしれませんが、子どもたちは、ママの気持ちを一番大切にしています。
■自信を持たせることが、生きる力の基礎になる
そして、その後自分で言われなくてもできたことに
自信を持つようになり、表情も変わってきたそうです。
放置するのではなく、
温かく、見守る子育て、
そして、大人として対話すること。
フィンランド式子育てで大切なポイントです。