■フィンランド教育、子育ては「褒める、ではなく〇〇〇る」
競争させるテストもない、塾もないのに世界トップの成績を出している国フィンランドでは
学校現場でも家庭でも褒める、ということをしていません。
え?そうなの?
はい、実は、褒める代わりにしていることがあります。 それは、できていることを受け入れる=認める、ということです。 ほめる、ことは上から目線なのです。 ほめること=上から評価する、ということになります。 評価するのではなく、そのまま認めて、言葉に出します。 そして、そこに加えるのは ママのポジティブな感情です。
たとえば食事をしたあとに、 子どもが片付けをしたら 「〇〇ちゃん、すごい!片付けしてくれたの?」 ではなく、 「〇〇ちゃん、片付けをしてくれると、ママは嬉しいわあ。 なぜかっていうとね、テーブルがすっきりすると気持ちよくなるで しょう」
とそのときのプラスの感情を言葉に出します。
すると、ママが大好きな子どもは、嬉しくなって「それなら またお片付けするね」、と自然にいい習慣ができるようになっていくのです。
褒めることをしていくと、褒めないとやらない子どもになっていきます。
褒められるからやる、のではなく、なぜなのか、正しい理由を伝えること、それが、フィンランド式、自主性を伸ばす子育てのコツです。
まずは、お子さんが既にできていること、を言葉に出してくださいね。