■お腹が痛いから学校に行きたくない
視察報告・子育てワークショップで出たお話。
年が近い弟がいるおねえちゃんのほうが「お腹が痛い」と
学校に行かなくなってしまった時期があるそうです。
兄弟がいると、どうしても手がかかるほうにママの気持ちがいきがち。
年が近かったり、病気がちだったり、様々なケースがありますが、
女の子よりどうしても男の子のほうが手がかかりますよね。
ご相談を受けた方の小学生の娘さんは少し前から学校に行く前にお腹が痛い、と訴え始めました。
状況を聞いているとやはり、男の子のほうにママはどうしても時間をかけていて、おねえちゃんは我慢してきているようです。
そのがんばりが彼女の小さな身体の中で限界点まで達してしまうと不調が起こります。
子どもは無邪気にしていますが、さまざまな不安と闘いながら日々、がんばっています。
知らないこと、
わからないこと、
始めてのこと、
普通にしているように見えても
不安なのです。
楽しいことばかりじゃないわけです。
■わかっているはず、ではなく、言葉で伝えてあげる
その不安を消してくれるのが大事なママの言葉や関わりです。
ママにとって●●ちゃんは、
とっても大切で
ずーっと●●ちゃんの味方なんだよ。
特に兄弟との年齢が近くてどちらかに手がかかっているような場合、1人でがんばっているその子に伝えてあげてください。
愛情があるからこそ、
厳しく言ってしまうこともあると思いますが、子どもは学校や外の世界で最大限、一生けん命頑張っています。
ママが味方でることがわかれば、もし学校のお友達との関係に何かがあったとしたら
安心して話してくれるはずです。
フィンランドでは
子どもとの対話の
時間を大切にしています。
べったり一緒にいる必要はありません。
何かお子さんが好きなことを
一緒にしながら
対話してみることを
おススメします。