■IT化が進んでも読書は大事
以前から読書に力を入れていますが、やはり最近はネットが発達して本を読まなくなってきた、と先生がおっしゃっていました。
それでも、読書は、集中力、読解力を伸ばすことができるだけでなく、一生の学びの基礎習慣になるので、フィンランドでも重要視しています。
■小学3年生の読書授業例(35分授業)
①先生が読み聞かせをする
②生徒たちが自分が読みたい本を集中して読む
⇒集中できた時間をグラフ化
③ペアになってそれぞれ音読する
④わからなかった言葉を書く
⑤先生がその言葉を説明する
自分の好きな本を読むときは、寝転んでもいいし、ソファにある毛布にくるまってもいいし、ビーズクッションもおかれていて、自由なスタイル。
ペアになるときも自由です。
■グラフ化でやる気を伸ばす
グラフ化や、見える化は、さまざまな授業で活用しています。
しかも色がとってもきれい。
子どもたちはカラフルな色が好きなんですよね。
この授業カリキュラムはアメリカの本にも書かれているそうで、先生が講義を受けて学校で広げている、とおっしゃっていました。
先生方は海外からの教育情報も積極的に授業に取り入れています。