■習い事地獄は危険!

■子どもにも大人にも必要なぼんやり森タイム

 

我が子を習い事地獄から救いましょう。

 

わたしのオフィスの近所にも、バレエ教室があって

 

白いタイツをはいてヘアスタイルをきりっとシニヨンにまとめたキュートな女の子たちをよく見かけます。

 

 

フィンランドにも習いごとはあるそうです。

男の子はサッカーや本場のアイスホッケーが人気。

 

女の子はバレエやピアノなどを習っています。

 

ただ、日本のように毎日塾や習い事に追われている、ということはありません。

せいぜい週に1~2回程度。

 

 

 

 

このごろ、日本の子どもたちの毎日がおそろしく忙しい。

 

ママたちになぜ、そんなに習わせているのか聞いてみると「子どもがやりたい、と言うから」という答が返ってきます。

 

■子どもの「習いたい!」はママへの気遣い

でもほんとうにそうなの?

 

子どもの「やりたい、習いたい」を

 

そのまま受け入れるのは、ちょっと危険!

 

 

子どもがやりたい、というのは実はママが喜んでくれるから、と子どもなりに気をつかっている可能性があるからです。

 

 

子ども自身が本当に興味を持っているのか、楽しめているのかを見分ける必要があります。

 

ママがピアノを習ってほしいなあ、とか周りの子どもたちが習字を習っているからどうかなあとじんわり、情報提供したり、言葉や態度に出していると察知できる敏感な子どもは、

 

「それやりたい!」と言い出します。

 

ママが喜ぶことを知っているからです。ママの笑顔を見たいから。です。

 

そうやって、バレエ、サッカー、塾にも通い始め、いろいろとやっているうちに、成長過程において自分がいったい何が好きなのか自分自身がわからなくなってしまいます。

 

 

学校にも行きたくなくなったり忙し過ぎて受け入れる余裕がなくなり、すべてを拒否してしまう。
そのまま続くとひきこもりや、うつ状態になる子どもも増えてます。

 

■子どもの表情、様子をよ~く見てください

 

最近流行りの瞑想、というのはその空いたスペースをつくるため。

 

子どもにも大人にもぼんやりタイムが必要なのです。

 

フィンランドでは大人も子どもも森に行く時間を大切にしています。

 

日本では、子どもたちがブロックやパズルや絵を描くことなどに夢中になっているときは瞑想状態に入っているようなもの。

 

ある意味、フィンランド式森タイム、なのです。

 

脳のスキマがその後の発達にとても大切です。

 

 

 

わたしたち日本人は、とにかく真面目だから入ってくる情報に踊らされてしまいがち。

 

特に子どもたちは、大人と違い、自己判断ができません。

 

我が子が何が得意で、何をしているときが一番

目が輝いているのか、

よく見てあげてください。

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