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■小説家 村上春樹さんと教育について

■北欧からイメージする小説家 「村上春樹」さん

今日は、ご本人の著書の中で書かれている日本の教育について、ご紹介します。

 

北欧をイメージできる作品は「ノルウェーの森」。

フィンランドを舞台に書かれた「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」世界中にハルキストというファンがいて、日本を代表するグローバルな小説家です。


【フィンランドのとある森】

下記↓「職業としての小説家」新潮文庫 より抜粋

 

「なぜ学校の勉強を熱心にしなかったかというと、いたって簡単な話で、まずだいいちにつまらなかったからです。

 

あまり興味が持てなかった。というか、学校の勉強なんかより楽しいことが世の中にはたくさんありました。

 

たとえば本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を見に行ったり、海に泳ぎに行ったり、野球をしたり、猫と遊んだり、それからもっと大きくなると、友達と徹夜麻雀をしたり、女の子とデートをしたり…というようなことです。

 

それに比べれば学校の勉強というのはかなりつまらなかった。考えてみれば、まあ当たり前のことですね。

 

そして、日本では当たり前の答えを機械的に暗記したテクニカルな知識は、時間がたてば自然にこぼれ落ちて -そう、知識の墓場みたいな薄暗いところにー吸い込まれて消えていきます。

 

そんなものより、時間が経っても消えずに心に残るものの方が遥かに大事です。」

 

 

■小さなやかんと大きなやかん

 

そして、その教育で大切なことについてとてもわかりやすいたとえをしています。

 

それは、小さなやかんと大きなやかん。

 

「そんなものより、時間が経っても消えずに心に残るものの方が遥かに大事です。

 

当たり前の話ですね。

 

しかし、そういう種類の知識にはあまり即効性はありません。

 

そういう知識が真価を発揮するまでには、けっこう長い時間がかかります。残念ながら目前の試験の成績には結びつきません。

 

■長期的に活かせる心に残る知識の重要性

即効性と非即効性の違いは、たとえて言うなら、小さなやかんと大きなやかんの違いです。

 

小さなやかんはすぐにお湯が沸くので便利ですが、すぐに冷めてしまいます。

 

一方大きなやかんはすぐにお湯が沸くまでに時間がかかるけど、いったん沸いたお湯はなかなか冷めません。

 

どちらがより優れているというのではなく、それぞれに用途と持ち味があるということです。

 

上手に使い分けていくことが大事になります。」

 

 

 

わかりやすいたとえ、ですよね

 

 

ご両親は教師だったそうですが、勉強より読書が大好きだったという村上春樹さんがおっしゃる「大きなやかん」的な教育をずーっとやっているのが

 

 

フィンランドなんです。

 

だから、国民の幸福度が高い、のかもしれませんね。

【2月のヘルシンキの空】

 

 

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