■子どもの生きるチカラとは?
最近、子どもたちの生きるチカラを育てる、伸ばす教育、というキーワードを耳にすることが多くなりました。
つまり生きにくい世の中になっている、ということなのかもしれません。
生きるチカラとはどんなチカラでしょうか。
生きていくためにはどんなチカラが必要なのでしょうか。
ただなんとなく生きていくのではなく
イキイキと成長しながら自分らしく生きてほしい、
それが親の願いですよね。
生きる上での悩みや不安は
お金、
健康、
人間関係
です。
■生きていくこと=人と関わること
人と関わるチカラを伸ばす教育が必要な時代になっています。
フィンランドの教育方針の中には特に「生きる力」という言葉では表現されていませんが、
起業家精神育成教育の中で内的な部分
自分に自信をもつこと
他者を受け入れること
グループ学習ができること
ポジティブにとらえられること
など、
人との関わりや自分を高めるチカラを伸ばす教育が行われています。
いつも視察でお世話になっている自治体では
2016年の学習指導要領改訂にともない、小学校低学年の通知表はこの内容だけに絞られました。
フィンランドは
人口540万人の小国です。
資源に恵まれない国だから人を資源と考え
人のチカラを伸ばし、国のために活躍してほしい、
そのためには個々のチカラを伸ばし、社会に生かすために
どのように教育を
していけばいいのか、日々、現場主導で教育改革が行われています。
■時代の変化は加速しています
携帯電話が誕生し、やがてスマホになった大変革の時代より
さらに驚くほど加速度的にこれから社会は変化していきます。
だから、
人として
生きるチカラ、
自分で
乗り越えられるチカラを
育てているのです。