今日は、フィンランド式子育てワークショップに参加して後、
フィンランド式子育てコミュニケーションを実践している方のお話を
ご紹介しちゃいます。
■子どもが早起きして自分から勉強するようになる
実は、子どもたちが早起きするようになる方法なんです。
子育てママは、毎朝、とーっても忙しいですよね。
子どもたちにはできれば早起きをして朝の時間を有効に使ってほしい。
でもなかなか起きてくれない、
朝、バタバタになる、
大事な一日のスタートが大騒ぎなので
学校に行ってからも子どもたちはなんだか落ち着かないし、
ママたちも朝から疲れてしまう。
ふーっ、もっと楽に一日が始まったら楽になるのになあ。。。
そんな悪循環を断ち切るためのヒントをお話します。
フィンランド式子育てを実践した40代のママ=Sさんの子どもたちの早起き成功術です。
Sさんは40代で、中2と小3のお子さんの子育て真っ最中。
ご自身も仕事をしている忙しいママです。
パパも毎晩帰りが遅いからなかなか子どもたちと接する時間がないのが現実。
そんな彼女は、日ごろから子どもたちとフィンランド式
コミュニケーションをとっています。
■大人に話すように話をする
どんな風に、というと、大人に話すように役に立ちそうな情報を
子どもたちにも伝えているんです。
最近、Sさんは
早起きが脳の活性化にとてもいいという情報を知りました。
そして、その内容をそのまま、子どもたちに話したのです。
「なんかね~。どうやら朝、脳が一番活性化するらしいのよ。
だからママは朝の時間をもっと大切にしようかなと思ってるの。」
そんな風に話しました。すると、子どもたちも興味を持ちます。
「へ~、そんなにいいことがあるんだあ、早起きしてみようかなあ。」
上のお姉ちゃんが言いました。
すると、下の男の子も張り切って言います。
「ぼくも早起きする!」
やった!
面白いくらいに子どもたちは自発的に動くようになっています。
Sさんは、子どもたちに早起きして勉強しなさい、だなんて
ひと言も言いませんが、
結果的にいつのまにか、お子さんたちは二人とも早起きをするようになったそうです。
■子どもにもきちんと理由を伝える
子どもにも子どもの立場があります。
一方的に
やりなさい、
と言われてヤル気になる大人がいないように
子どもも実は、ヤル気を失います。
フィンランドでは、学校の授業や家でも
子どもたちにしっかり向き合い、なぜそれをするのか、理由を伝えます。
その理由が自分の中で腑に落ちれば、子どもたちは自分からやろうとします。
今回のSさんの例は、早起きについてしっかり説明し、
ママ自身が興味を持った早起きなので子どもたちは更にヤル気になったわけです。
なぜかって、
子どもたちはママが大好きだからです。
ママがやっていること、楽しそうなことを子どももやりたいわけです。
宿題を帰ったらすぐにやる!
ごはんを食べたら片付ける!
ルールを守ること、など
その理由を子どもに合わせた理解できることばと実例を示して
納得させることが大人の役割です。
子ども扱いするのではなく、1人の人として向き合うこと、
そうすればびっくりするくらい
自分からやってくれるようになります。
レッツ トライ!
子育ては簡単じゃない、でももっと気持ちにゆとりができるはず。
これからも応援しています!